設立趣旨
2016年9月にコミュニティ・オーガナイジング(以下、「CO」という)ワークショップを2日間受講し、市民の力で自分たちの社会を変えていく手法を学びました。そのワークショップを機に、さらに多くの人々にCOという手法を知ってもらいたいと考え、任意団体「コミュニティ・オーガナイジング・久留米(以下、「COK」という)」として活動を始めました。
これらワークショップへは、フリーランス・行政・企業で働く人・学生など様々な社会問題に取り組む、異なる属性の市民が参加しています。この人々との出会いを通じ、多様な価値観・社会問題・ニーズへの対応が求められる現代社会において、リーダーの力だけではなく、その問題を解決したいと思う人々の力や思いの結集こそが最も解決の本質を掴むものであり、改めてCOという手法は有効なのではないかと認識しています。
これまでCOKとして、3回のフルワークショップを開催、また、COフルワークショップ受講者向けの月1回の勉強会やファンドレイジング協会、ファシリテーション協会九州支部及び久留米市社会福祉協議会からはテーマを絞ったワークショップのご依頼をいただき、慌ただしく動いてきました。
加えて、地域の面的なものとしても、筑後地区で活躍する街のプレーヤーに共有言語を持つきっかけを提供したことで、分野・地域・立場を超えて協働する土壌を醸成することができました。
今回、法人として申請するに至ったのは、当団体の目的が営利目的ではなく地域の課題解決を担う多くの人々の一助になりたいという趣旨から、団体基盤を安定させ活動をより効果的に行うために特定非営利活動法人格を取得することが最適だと考えました。法人化することによって、COを先進的に実践している全国のリーダー達とともに組織を発展させ、団体としての社会的地位も確立することができます。
新たな組織として今後も、団体としての思い「わたしたちは、COという課題解決の手法を軸におき、社会を変えられる力が一人一人にあると伝えて、実際にその人が立ち上がり自走出来るようにサポートします。」を実践していきます。
さらに名称も「coco change」(名称由来:①一人一人が変化になれる・②ここから始める・③個々にも力があるという思いを表現しています。私たち自身も一歩を踏み出し変化となりたい、立ち上がりたいと思っている人の希望になりたいという思いを込めています。)に改名し、地域社会に広く貢献したいと考えています。
ロゴの意味:個々の小さなアクションがそれぞれの存在を活かしあい嬉しい未来を創る。
色:Teal Green
制作:F branding port 木村真也 氏