【お知らせ】対話と体験学習を交えた学びの場のファシリテーション勉強会

みなさん、ファシリテーションを学んだことはありますか?学んだことがある方は、実際の場面で生かすことができていますか?
実践に活かせる学びを得るには、ケーススタディやロールプレイなどの体験学習が有効とされます。

それと同時に、体験学習やグループアプローチ、演習や対話を交えた研修会、グループコーチングの実践などの現場で活動する人たちにとっては、その内容を説明する上での理論や伝えるためのプレゼンテーション能力も求められます。

現場に活かすには、体験的知と理論的知の両輪が必要になることから、現場に活かす学びの場では、体験学習と講義の両方をバランスよく組み入れるアプローチが有効とされます。

今回のワークショップでは、体験学習と講義の両方を組み込んだ学びの場において、工夫するファシリテーションの視点や方法について取り扱います。


【日時】2019年4月14日(日) 午後1時30分~午後3時30分
【場所】久留米市民活動サポートセンターみんくる 会議室1
【対象】体験学習やグループアプローチ、演習や対話を交えた研修会の講師、グループコーチングを実践する人、もしくはそうした学びの場づくりに関心のある人

【定員】先着20人
【参加費】1,000円(当日ご持参ください)

【申込み】申込フォームから氏名、連絡先を記載してお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScuS2mtkdcojQqHCOMI1w95BM_xSRJIMROwsgSBx7M–WEikQ/viewform

【問合せ】NPO法人coco change 
 coco@cocochange.comまたはお問い合わせからお気軽にどうぞ。


【講師紹介】
髙橋紀子。
福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室 特任准教授。臨床心理士。専門は臨床心理学、パーソンセンタードアプローチ、グループファシリテーション、コミュニティアプローチ。1977年、鹿児島生まれ。主な著書は、『グループ臨床家を育てる:ファシリテーションを学ぶシステム、活かすプロセス』(編著。野島一彦監修、ナカニシヤ出版)。

【レポート】NPOマネジメント講座 第6回「コミュニティオーガナイジング」

2019年1月24日(木)に、福岡NPO・ボランティア交流センター「あすみん」で開催された、NPOマネジメント講座 第6回「コミュニティオーガナイジング」にて、coco change の廣岡が講師を務めました。

あすみん中村さんの挨拶

NPOマネジメント講座とは、あすみんが主催する全6回の講座で、
「組織の運営に悩んでいる」、「新規事業の確立や事業を拡大したい」そんな、これからの発展をめざしているNPO やボランティア団体を対象にしています。最終回である 「コミュニティオーガナイジング」では、 「市民のチカラで社会を良くする技術を学ぶ」をテーマに、コミュニティの力を引き出し、市民の主体性で問題解決に取り組むポイントをお伝えしました。

講師の廣岡

coco change からはお手伝いとして山本、井上、國武も参加しました。

まず初めに、コミュニティ・オーガナイジングとは何か、概要を説明。北九州の事例の資料を読み、近くの方と感想を共有して頂きました。

今回はコミュニティ・オーガナイジングの5つの要素の中でも、チームや団体ですぐに使えるスキル(チーム構築)について、ワークを交えてお伝えしました。

「夢のようなチーム」「叫びたくなるチーム」のグループワーク では、実際に団体で活動をされている方が多いこともあり、とても盛り上がりました。

ワーク用の資料「チームのノーム」

チーム構築のスキルを団体運営で実際にどうやって活用しているのか、coco changeの例を用いて具体的に説明しました。

2時間という短い時間でしたので、 コミュニティ・オーガナイジングのほんの一部分しかお伝えできませんでしたが、 チーム・団体運営については「わかりやすかった」「参考になった」という感想を頂けました。

短時間のミニ・ワークショップは手軽な反面、コミュニティ・オーガナイジングの本当の良さをなかなか伝えることができないのが悩みです。フル・ワークショップでは5つのリーダーシップの要素を全て体験することができるので、興味を持たれた方は是非、受講して頂ければと思います。福岡での開催は今年秋の予定です。

あすみんのスタッフの皆様、ありがとうございました!