【レポート】地域活動応援のための3 か月短期講座 第3回「共に取組む、仲間づくり力」

2019年6月28日(金)に、地域活動応援塾・くるめ主催の地域活動応援のための3 か月短期講座の第3回「共に取組む、仲間づくり力〜同志のチカラで社会を良くする〜」にて、coco change の廣岡が講師を務めました。

地域で活躍される方・活動してみたい方が参加されていた連続講座の最終回で、「どうやって仲間をつくって、そこから機能するチームをつくっていくか?」という点について、グループでの対話や紙を使った体験ワークなどを用いながら、お話を進めさせていただきました!

市民活動に生かしたいコミュニティ・オーガナイジングの視点の紹介

物語の「スイミー」の様に、それぞれの力を合わせて。
そして、それぞれが持つ多様性を尊重することを大切にして、市民活動を進めていくことがポイントだとお伝えしました。

平日の夜でしたが、こんなにたくさんの方にご参加いただけました!

後半では、チームや団体ですぐに使えるスキル(チーム構築)について、ワークを交えてお伝えしました。
その際、チーム構築のスキルを団体運営で実際にどうやって活用しているのか、coco changeの例を用いて具体的に説明しました。

今回の講座では、コミュニティ・オーガナイジングでお伝えするリーダーシップの要素の一つをピックアップしてお伝えしました。丸2日間でみっちりコミュニティ・オーガナイジングを学ぶ「フル・ワークショップ」では、5つのリーダーシップの要素を全て体験することができます!興味を持たれた方は是非、受講してください。

九州で唯一福岡(久留米)で定期的に開催していますが、今年は年末頃に開催予定です。

【お知らせ】対話と体験学習を交えた学びの場のファシリテーション勉強会

みなさん、ファシリテーションを学んだことはありますか?学んだことがある方は、実際の場面で生かすことができていますか?
実践に活かせる学びを得るには、ケーススタディやロールプレイなどの体験学習が有効とされます。

それと同時に、体験学習やグループアプローチ、演習や対話を交えた研修会、グループコーチングの実践などの現場で活動する人たちにとっては、その内容を説明する上での理論や伝えるためのプレゼンテーション能力も求められます。

現場に活かすには、体験的知と理論的知の両輪が必要になることから、現場に活かす学びの場では、体験学習と講義の両方をバランスよく組み入れるアプローチが有効とされます。

今回のワークショップでは、体験学習と講義の両方を組み込んだ学びの場において、工夫するファシリテーションの視点や方法について取り扱います。


【日時】2019年4月14日(日) 午後1時30分~午後3時30分
【場所】久留米市民活動サポートセンターみんくる 会議室1
【対象】体験学習やグループアプローチ、演習や対話を交えた研修会の講師、グループコーチングを実践する人、もしくはそうした学びの場づくりに関心のある人

【定員】先着20人
【参加費】1,000円(当日ご持参ください)

【申込み】申込フォームから氏名、連絡先を記載してお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScuS2mtkdcojQqHCOMI1w95BM_xSRJIMROwsgSBx7M–WEikQ/viewform

【問合せ】NPO法人coco change 
 coco@cocochange.comまたはお問い合わせからお気軽にどうぞ。


【講師紹介】
髙橋紀子。
福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室 特任准教授。臨床心理士。専門は臨床心理学、パーソンセンタードアプローチ、グループファシリテーション、コミュニティアプローチ。1977年、鹿児島生まれ。主な著書は、『グループ臨床家を育てる:ファシリテーションを学ぶシステム、活かすプロセス』(編著。野島一彦監修、ナカニシヤ出版)。