【レポート】みんなのキセキ、集めました

勇気をもって立ち止まったからこそ、見えたキセキ

ぽかぽか陽気に包まれた2023年2月12日、『みんなのキセキ集めました』企画を無事開催することができました。

私達がNPO法人になって5年。コミュニティ・オーガナイジングのワークショップ、ミニワークショップ、勉強会、読書会などいろいろなことにチャレンジ。でもこの3年間はコロナと向き合い、手探り、時にもがきながら、自分たちの描きたい未来について考えてきました。

『私たち何も出来ていない』『私たち何がやりたいの』『このままでいいのかな』そんな焦りだけが募る日々。
そんな時、「何かを実施して進む」ことも法人としての大事な活動だけど、まずは「立ち止まって考え、自分たち自身を見つめる」ことをやってみようという選択をしました。勇気あるでしょ?
その様子はこちら(全7回)

そんな私たちの中から沸き上がってきたのが今回の企画。

共感する仲間を増やしているgocochi-Nextの松尾博子さんをお招きし、様々な『キセキ』を伺いました。

キセキはデパートの屋上で

最初は親の会のような形で活動をスタートした松尾さん。その後、久留米岩田屋の屋上で開かれた「そらフェス」をきっかけに他の子育て団体と出会い、当事者や親以外のつながりも大事と気づいたそう。 その後、コミュニティ・オーガナイジングにも出会い、支援者や学校関係者とも一緒に学ぼう、仲間を見つけようと行動します。 困難もたくさんあったけど「あきらめない」という気持ちだった、という松尾さんの話がとても印象的でした。様々な出会いの『奇跡』『軌跡』が今につながっているんだなと思いました。

個人&グループワーク①

ワークシートを使いながら、仲間集めについて個人で考え、その後グループに分かれて共有しました。会場とオンラインそれぞれでグループに分かれました。初めましてなのに会話が盛り上がります。

話せること自体がキセキだった

活動や団体を続けていく、広げていくときには、相手との関係を紡ぐことが欠かせません。まずは相手の思いや大切にしてることをしっかりと聞くこと。でもコロナ禍で、誰かと自由に、好きな時に会うのが難しい時期がありましたね。そんな中でもやはり顔を合わせる。相手と会って話をする『軌跡』もまた、不自由さの中で会える、話せる『奇跡』。その重なりこそ、これからもがんばろう、これ一緒にやってみようの原点になると感じました。

個人&グループワーク②

仲間集めの手段について個人で考え、その後グループで共有しました。興味関心が一致し、新たにつながりが生まれた人、近くに住んでいるのに初めましての出会いもありました。

最後に。

むっちゃんからご挨拶。代表者が話さなくてもいい、誰が挨拶してもOKな私たち。


3年ぶりにスイッチON

今回私たちcoco changeの『キセキ』をちょっとだけお届けします!久しぶりのリアルイベントということで、私たち6人も久留米、小郡、そして東京から、ここ久留米に集合。 画面越しではなく、すぐ横にいる。『奇跡』です!!6人でのランチは50分。近況報告もそこそこに、3年前のスイッチが戻って打ち合わせに没頭しました。
そんな私たちが会いたい人、話を届けたい人、近況を知りたい人に、イベントをきっかけにしながら、みんなでコツコツ声掛け。その『軌跡』もまた私たちの大事な大事な宝物だと実感しています。

松尾さんの『キセキ』、coco changeの『キセキ』。そして、リアルで、オンラインで参加してくださったみなさんたちの『キセキ』が何層にも重なりミラクルを起こすかも!?。実際に、東京と福岡で画面越しに縁が生まれた人もいたんです。これからも『キセキ』ストーリーが生まれてくると思うと、わたし達はとてもワクワクします。

参加者の中に起きたキセキ

「いや〜〜最高でした!!!元気になった!!
仲間集めの時に自信を持って声をかけるために、自分たちをちゃんと見つめることや、目指すこと、大事にしていることをみんなが話せるようになることなど、松尾博子さんやcoco changeのみなさんの生きた経験からたくさん学べました!
ハイブリッド開催で、こんなにスムーズで、オンラインが取り残されている感じもない進行は初めてです。内容も大事なことが盛りだくさんで、coco changeの本気を感じました。いいチームだな〜っ!
あと、gocochiの名前に込めた想いに近付いていると思いますか?って質問と、ひろこさんの即答がカッコ良すぎて、ああ自分もそんなふうになりたいなと思いました。」
(かなこ)

アンケートの感想をご紹介します。

  • いい企画なので、続けてください。
  • かなり丁寧に準備して構成されてる企画で驚きました。
  • 運営にも話題にも軸があって、聞き進めるうちに理解が進みました。ありがとうございます。
  • 改めて、C Oを実践したい。
  • 途中参加になりましたが、後半少しでも参加できて良かったです。優しいコメントでwelcomeを示してくださったむっちゃん、けいちゃん。ありがとうございます!! 学びとしては、私も気候変動活動家に、COを伝えていますが、実際に伴走がないと、なかなかCOの実践には結びつかないことが多いです。関係構築も簡単ではないので、やはりそれを乗り越えるために何かフォローアップは必要だと感じます。小さな細かいステップの設計はやはり必要ですね!!コロナでもがいたことも本当に共感しすぎて泣きそうでした。。
  • イベントの趣旨とは少しずれるかもしれませんご、自分の趣味の活動のなかで人を巻き込んでいくことについて、色々考えることができました。ありがとうございました
参加者や応援者と一緒に創り上げた2時間

仲間の応援に感謝

今回は、coco change初めてのハイブリットイベントにチャレンジ。みんくるの機材をお借りし、佐賀から秋山ご夫妻がお手伝いにきてくださり、スムーズに開催することができました。 事前の機材確認では、みんくるスタッフのざっきーに丁寧に説明していただきました。 また、当日は参加できないけれど、録画を視聴したい!と申し込まれる方も 。イベントページへのたくさんの👍️にも感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

「みんなのキセキ、集めました」告知ページはこちら
(イベントは開催済。次回を乞うご期待)

なんと動画配信あり!

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
「あー参加したかったな」という思いでいっぱいだと嬉しいです。
そんな方に朗報!なんとお申込み&入金された方に、当日の様子を動画配信します。

【お申込みはこちらから】
視聴期間:~2023年4月20日
料  金:1,000円
申込方法:以下の①②ともに手続きをお願いします。(〆切:3月20日)
①Googleフォームで申し込む→「みんなのキセキ、あつめました」動画配信申込フォーム (google.com)
②peatixフォームで入金する→https://peatix.com/event/3519030/

①②が確認できましたら、coco changeから動画視聴URLを送ります。
※登壇者のご厚意により限定公開しています。視聴申込された方のみご覧ください。URLの転送はご遠慮願います。

動画視聴後の感想もぜひこちらまで。お待ちしています。
https://forms.gle/pze8pgRdeHGU4htQ8

cocoの未来に向けた役割ワークレポート②

【じっくり一年かけて、関係性を取り戻しました】

前回の役割ワークで、cocoメンバーが機能的に持っている役割を確認。
今回は、いよいよ「内的役割」を掘り下げました。

いつの間にか担っている内的役割
内的役割とは、日頃の活動の中で、問題を提起する、 アイデアを拡散する、盛り上げる・・・などなど自然と担っている役割のこと。 一方で、長年同じ役割をしていて、いつも「○○する役だな…」と嫌悪感が 生まれたり、自分の気質もあって役割を手放せず、改善されないことも。皆さんにも思い当たることありませんか?
実際には、役割を担う人がいなくなっても、変化しながらも必要な役割は残るし、 役割を切り出したら、他の人が担えるようになるんですって。


馴染んだ役割以外にも挑戦
役割をやり続けなくてもいい。変わってもいいとわかった私たち。 自分の役割以外に挑戦してみようという雰囲気に。
いつもそんなこと言わないAさんが「会議の冒頭で、今日ちょっとザワザワしたことがあってさー」 と言ってみる。 いつもログをとるBさんが「みんなー、ログ取れてるー」と投げかけてみる。 「リマインドされる役割がいるから、リマインドする枠割が輝く(笑)」なんて。 役割changeにワクワクが止まりません。


自分たちのことを整えた一年間
早速、翌月のミーティングでは、HP更新の役割を切り出して他のメンバーが作業してみたり、「 ログ取っていなかった!」という発言が生まれたり。 レゴワークから、役割ワークまで。 振り返ると1年間しっかり時間をかけて団体内部のことを掘り下げました。

コロナ禍でエネルギーが滞り、自信を失いかけた私たち。 コロナ禍だからこそ、土に潜って、土壌を耕した私たち。 COという手法だけではなく、他の団体さんのお悩み相談にも乗れそう! 「この一年は、自分たちのことを整える時間だったと堂々と言える」 そう締めくくりました。

合同会社カーニバルライフののぶさん、けいかさん、じっくりじっくり導いてくださり ありがとうございました。 年明けには、いよいよ妄想企画が始動。

「いっちょやったるで!」

1年間の長旅。coco6人全員で完走!次は皆さんの元へ届けます。

cocoの未来に向けた役割ワークレポート①

ソロ活動花開くcocoメンバー。グループ内での役割を確認してみた

前回のレゴワークに引き続き、私たちcoco changeは合同会社カーニバルライフさんに依頼し、「役割ワーク」にチャレンジ中です(全2回)。

そもそもこのワークに至った背景を少し紹介。 実は、cocoメンバーそれぞれのソロ活動が充実、プライベートも多忙につき、スケジュール調整もなかなか難しくなりました。ほんと、某有名歌手グループの気持ちがよくわかります(^^)/。 だからこそ、それぞれがcocoのどの部分を担っているのかを確認してみようということに。

役割って、仕事でも家庭でもなかなか言いにくいものですよね。今回、第三者がいてくれるだけで、気持ちよく確認できたんです!

「役割」に巻き起こること

「役割」と一言で言っても、「役割の不足」「果たされていない役割」「役割が不明瞭」「役割の嫌悪」とさまざま起こりやすい。まずは、役割に巻き起こる事象を勉強。 そこで、cocoメンバーが自分が機能的に持っている役割を確認。

そのあと、他のメンバーから「いつも、こんな発言して和ませてくれる。そんな役割もあるよー」と。他者から見た自分の思いがけない立ち位置に気づく、嬉しい時間でした。

そこから、話は深まり、 「代表・副代表の役割って?肩書つくと、なんか不安もあるよね。」 「法人のメリットをどう活かそう?」 「私たちが大切にしている雰囲気とは?」 そんな話に及びました。

私たちが大切にしているのは、「押し付けたりせず、大変なことはなるべくみんなでという雰囲気」を持っていること。 だからこそ、役割の固定化を防ぐことがポイントになりそうです。 次回は、各自が持つ「内なる役割」を確認します! こういう時間って、持ちにくいからこそ大切。どの活動でも生かせそうです(^^)/。

想像していた役割ワークとは違って、楽しかった!

【レポート】令和4年度NPO法人cocochange総会開催しました

2022年7月31日、coco changeの代表・副代表選挙と令和4年度の会員総会を開催致しました!10名の正会員の方にご参加頂き、無事に終了することができました。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。

オンラインでの代表・副代表理事総選挙&くじ引き

coco changeでは「メンバー1人1人が責任感を持って自分の得意なことややりたいことを活かして活動し、代表・副代表という肩書き自体はそこまで重要ではない。」という考えのもと、2年前から代表・副代表理事は「くじ引き」で決定しています。(令和2年度総会レポート

今回も「前向きなくじ引き」で選挙を行いました!それでは各自力作揃いの選挙ポスターと、ひとこと演説をご紹介します。

代表理事候補:國武ゆかり「ワークショップの風が吹いてきています。」
代表理事候補:廣岡 睦「戻ってきたよ!今だからこそできる新たなワクワクを。」
代表理事候補:山本奈穂子「新しいココチェンジでスタートします!」

オンラインあみだくじでドキドキの結果は。。。
代表理事は、國武ゆかりさんが見事当選されました✨おめでとうございます✨

続きまして副代表理事選挙です。

副代表理事候補:尊田智子「生まれも育ちも生粋の久留米人。coco changeを盛り上げていきます。」
副代表理事候補:上原敬子「いよいよ夜明けです。全力でくるめに嬉しいを届けます。」

出張先のベトナムから参加予定だったひろくんは体調不良のためポスターのみで参戦です。

副代表理事候補:井上広之「すでに決まってるらしいよ?」

オンラインあみだくじでドキドキの結果は。。。
副代表理事は、尊田智子さんが見事当選されました✨おめでとうございます✨

ワークショップのアイディアについて〜会員総会

くじ引き選挙のあとは令和4年度の会員総会を開催しました。
coco changeの正会員さんは東北〜関西、九州と様々な場所にいらっしゃいます。またコロナウィルス感染拡大の影響も考慮し、本年もオンラインで実施を致しました。

昨年度の活動と今年度の計画についてご報告したあとは「ワークショップのアイディアについて」というテーマについて意見交換をしました。

久留米では今まで6回のフルワークショップを開催してきました。同じ形のフルワークショップではなくて私たちらしいワークショップを開催したい。久留米だからこそできることローカルらしさを突きつめていき、今まで受講してくださった人、新しい人など、いろんな人にアプローチしたい。そんなワークショップのアイディアについて意見交換をしました。貴重なご意見をいただき、久留米らしいワークショップとは?について考えを深めていくことができました。

新生coco change これからもどうぞよろしくお願いいたします✨

正会員のみなさん、今年も全国からご参加ありがとうございました!

cocoの未来を考えるレゴワークレポート

6人の描く未来をブロックで視える化

猛暑真っ只中の2022年7月30日、私たちcoco changeのこれからを考えて具現化すべくレゴブロックを使ったワークをしました。ファシリテーターは「伴走されてみた」シリーズのコーチングでもお世話になった合同会社カーニバルライフのノブさん(山下比佐暢さん)、ケイカさん(山本恵果さん)。

コーチングはすべてオンラインでしたが、今回はレゴを使うということでお二人が京都から久留米に来てくれてました。初めて顔を合わせてするワークを楽しみにしていましたが、まさかの会場のエアコンが故障…というアクシデントに見舞われ、汗だくでスタート。何はともあれ顔を合わせて集うと、トラブルもみんなで経験して後からは良い思い出になります。cocochangeのメンバーもリアルに会うのは久しぶりです。(一人はベトナム出張中。それでもレゴを持っていき、オンラインでちゃんと参加できました♪)

手を動かしながら考える

初めはレゴになれるために高い塔を作ってみて、その作品の色や形について後から意味づけして見せ合いました。普段は考えてから文章にしたり話したりする癖がついているので、まず手を動かすことが新鮮。レゴに慣れてきたところで、「今のcocochangeの状態」や「ワクワクがとまらない未来」をレゴで表しました。人型、動物、植物、タイヤ・・・などなど様々な形のレゴブロックを組み合わせます。一人ひとり、メンバーを表したり、高さを出してみたり、風の流れを出してみたり・・・作品に個性があふれます。

わたしたちの、わくわくがとまらない、うれしい未来

最後はみんなで一つずつの共有できる要素を出し合って大作を作りました。縄跳びしていたり、プロペラで風を送っていたり、人と人とのつながりを表現していたり、思い切りジャンプしようとしていたり、それぞれの要素に意味があってそれをつなげていくと・・・私たちの思い描く嬉しい未来が少しずつ見えてきました。

このレゴの作品をもとに、私たちがめざす未来を文章化するのが次なる目標です。